お医者さんの知恵袋
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■耳が何か気になる■

みなみ台耳鼻科
TEL: 045-532-4187
院長  勝見 直樹
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耳の中の状態は自分では見られません。入浴の際に洗わない皮膚は、唯一耳の中だけです。だからこそ耳かきや小指の先でゴシゴシやりたくなってしまいます。そして、指先のちょっとした感覚からイメージが膨らみます。「すごく湿っている」「耳かすがつまっている」などと。

耳の穴から鼓膜まで約3cmで、外側1/3が軟骨部外耳道、2/3が骨部外耳道です。軟骨部にはうぶ毛、耳垢腺、皮膚腺がありますが骨部にはありません。鼓膜近くに耳垢やうぶ毛のある人は自分で送りこんだからです。また外耳の皮膚がきれい過ぎ、薄く赤味を帯びている人も擦り過ぎです。

では耳掃除はしなくて良いのか?

外耳の皮膚には自浄作用があり、分泌物や上皮のかすを排出してくれます。だから毎日ふき取る必要はありません。

かゆくて、つい手が行ってしまうのでは?

かゆみを自覚した時点で、すでに外耳湿疹を生じている可能性があります。汚れのためと思って掻いていると更に傷を作って皮膚炎を増悪させ、細菌や真菌による二次感染を生じることもあります。

まだ喋れない乳幼児でも、耳をかゆがる仕草があれば、皮膚のトラブルを生じているかもしれません。ただし、小児の場合は中耳炎が関係して、耳を気にする場合もあります。

耳がかゆい、お子さんが耳を気にしている場合は、一度耳鼻科に受診してみてはいかがでしょうか。

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