お医者さんの知恵袋
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■“新しい”予防接種について■

一色こどもクリニック
TEL: 045-933-0061
院長  一色 保夫
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最近、新しいワクチンが認可、発売されていますが、御存知でしょうか。
①ヘモフィルスb型(ヒブ)ワクチン②肺炎球菌ワクチン(7価)、そして③ヒトパビローマウイルス(HPV)ワクチンです。
①のヒブは、乳幼児の細菌性髄膜炎の原因菌の1位で、非常に進行が早く、治療が間に合わない程の事もあり、死亡率は2〜5%、一命を取り留めても20〜30%に後遺症が残るといわれています。
②の肺炎球菌は同じく2位で、やはり重い髄膜炎を起こす他、薬の効きにくい菌が多く、肺炎や治りにくい中耳炎の原因となります。 肺炎球菌は90種類あり、こども向けには、頻度の高い7種類の菌のワクチンが入っています。
③のHPVは、子宮頸癌を起こすウイルスです。HPVにも何種類かありますが、特に発がん性の高い2種類のウイルスのワクチンです。 いずれのワクチンも先進国では数年〜20年以前から使用され、安全性も効果も高く評価されています。
但し、難点は高価であることです。先進国で大きな効果を上げているのは、公費負担にして、接種率を70〜90%としているからです。 社会全体からこれらの病気を撲滅するには、公費負担でワクチン接種を広く行う事が是非とも必要です。 医師会や小児科学会でも働きかけていますが、皆さんも声を上げて下さい。
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