お医者さんの知恵袋
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■小児の救急―こんな時どうしたら―2■

(医)鴨居病院 小児科
TEL: 045-933-1911
吉野谷 友香
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生後3ヶ月未満の発熱
最近、小児救急診療で生後3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱をよくみかけます。この『3ヶ月未満』の赤ちゃんの発熱には注意が必要です。赤ちゃんはお母さんのおなかにいる胎児の時にへその緒から免疫のもとになるたんぱく質を受けとっていますが、自力でそのたんぱく質をつくり始めるのは『3ヶ月』以降で『3ヶ月』はその谷間にあたります。感染症は年齢が低いほど重症化しやすく、悪化の速度も速いです。特に3ヶ月未満の赤ちゃんは免疫力が弱く、細菌感染のリスクが高いため、医療機関を速やかに(場合によっては救急医療機関)受診して欲しいと思います。
チェックポイント!
38度以上の発熱のとき
・ぐったりしていつもと様子が違う・顔色がすぐれない・12時間以上おしっこが出ない・おしっこの色やにおいがいつもと違う・呼吸がゼイゼイして苦しそう
頻繁に吐く、下痢をする
・おなかが張っている・吐いたものに赤色や緑色が混じる・12時間以上おしっこが出ない・ぐったりして元気がない・水分がとれない・目がおちくぼみ表情がいつもと違う
ただし生後『3ヶ月未満』の赤ちゃんは、・38度以上の発熱、・頻繁な嘔吐、下痢があった場合、上記のチェックポイントに当てはまらず比較的元気でも、遅くとも症状が出現したその日のうちに医療機関を受診してください。
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