お医者さんの知恵袋
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■経鼻内視鏡について■

田村内科クリニック
TEL: 045-989-6388
院長  田村 信一
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今までの胃内視鏡検査(胃カメラ)のイメージは苦しい、辛い検査を連想しましたが最近になり鼻から入れて胃の中を見る経鼻内視鏡検査が出来る様になりました。課題であった胃カメラの太さも直径5.9mmと鉛筆より細い太さにすることが出来ました。

この経鼻内視鏡検査が出来るようになった事で今まで問題となっていた検査時の苦しみから解放されました。その経鼻内視鏡検査の最大の特徴は①苦しくない(嘔吐反射が少ない②体に優しい(呼吸数や心拍数の乱れが少ない)③会話が出来る(検査中に喋る事が出来る)④すぐに日常生活に戻れる(安定剤を打たなくてもすむので検査後、車で帰れる)などです。経鼻内視鏡検査をうけた患者さんの約90%の方が今後も経鼻を希望するという結果が出ています。副作用もほとんどありません。鼻出血がまれにありますが、治療を要する程ではありません。

しかし、すべて100%の人が鼻からがいいというわけではありません。今まで口からの内視鏡検査が苦痛ではない人、鼻の麻酔が気持ち悪くて我慢が出来ない人、鼻の穴が小さい人、花粉症で鼻が詰まっている人、鼻中隔湾曲症の人達は無理に鼻からしない方がいい場合もあります。しかし、一般的には口から入れるよりも明らかに鼻から入れる方が患者さんにとっては楽であり、今後の内視鏡検査の主流となっていく事でしょう。

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