お医者さんの知恵袋
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■CKDって知ってる?■

いのうち内科クリニック
TEL: 045-981-4513
院長  井内 正人
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CKDとは「慢性腎臓病」のことで、これまで「慢性糸球体腎炎」や「糖尿病性腎症」などでよばれていた腎不全の予備群を含めた腎臓病をまとめた名前です。

現在、日本の患者数は約1300万人で、そのうちCKDが進行した場合の治療法となる「透析療法」を受けている人は27万人とされており、その数は年々増加しています。(腎不全についてはお医者さんの知恵袋の「腎不全ってなに?」をご覧下さい。)

  1. 尿検査などで腎臓に明らかな障害がみとめられる。
    (尿たんぱく陽性など)
  2. 腎臓の機能が健康な人の60%未満に低下している。
この 1 と 2 のいずれか、あるいは両方が3ヶ月以上続く状態をCKDと言います。

進行しないと自覚症状がほとんど現れないため気付きにくく、症状が出た時には「透析療法」が必要なほど腎機能が低下していることが少なくありません。「高血圧」や「糖尿病」などの生活習慣病が原因となりやすく、生活習慣病はCKDを悪化させます。また、心筋梗塞や脳卒中などの「心血管疾患」を起こす危険性も高くなります。

できるだけ早くに発見して治療を行うと、進行が抑えられ腎不全や心血管疾患の発症率を低下させる事が出来ます。早い段階で気付く為には定期的に尿検査と血液検査を受けることが大切です。

特に高血圧や糖尿病のある人、脂質異常症、肥満、喫煙などの生活習慣病の危険因子がある人はお早めに。

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