お医者さんの知恵袋
image

■外反母趾について■

神田整形外科
TEL: 045-933-7888
院長  神田 健博
 ホームページ

外反母趾とは、足の親指のつけ根が内側に突出して小指側に曲がっている病気です。男女比では1対10と圧倒的に女性に多いです。外反母趾角が20度を超えると症状が出やすいといわれ、25度以上になると痛みを伴うことが多くなります。はっきりとした遺伝は不明ですが、母親が外反母趾ですとその子供には多い傾向のようです。

外反母趾になるときには開帳足といって足の横幅が広くなって(横アーチのみだれ)いることが多く、偏平足(縦アーチのみだれ)を伴っていることもあります。その結果母趾や足底にタコができて痛みます。

治療としては保存療法が原則で、タオルを足の指でつまむ体操やゴムバンドでひっぱりあう体操が軽症の人には有効です。また、母趾外転筋の筋力を増強させる体操は特に効果があります。趾間にはさむトウスプレッダーは関節が硬くなることを予防できますし、痛いところがあたらないためのパッドもあります。足底板という装具をオーダーメイドで作って、靴の中に挿入したり、直接足につけると縦横のアーチが改善して楽になります。靴も重要で整形外科靴の技術をもった靴屋さんで作ってもらうのが良いでしょう。

保存療法で改善しないときは、手術による治療が必要になる場合もあります。

LINE
お医者さんの知恵袋 目次に戻る