お医者さんの知恵袋
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■飛蚊症について■

中西眼科
TEL: 045-988-0083
院長 中西 実
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飛蚊症とは明るい所や白い壁などをみつめたとき、目の前に虫や糸くずなどが飛んでいるように見える現象です。視線を動かしても一緒に移動し、瞬きをしても消えてなくて暗いところでは気にならなくなります。

目の中心には硝子体というゼリー状の透明な液体が詰まっています。この中に濁りが出来ると明るいものを見た時、その濁りの影が目の底の網膜に映り飛蚊症として感じます。この濁りは生理的な原因によるものと病的な原因によるものがあります。

●生理的な原因によるもの

1. 生理的なもの
病気ではなくとも飛蚊症を感じる場合があり、これを生理的飛蚊症といいます。
2. 硝子体剥離
飛蚊症の原因として最も多いものです。通常、硝子体と網膜はぴったりと接着していますが、老化現象や近視の変化で硝子体は収縮し網膜と分離します。これが硝子体剥離という状態です。このときもとの接着部が濁りとなり飛蚊症となります。進行して不都合がおきるものではありませんので治療の対象にはなりません。しみや白髪と同様に考えてください。

●病的な原因によるもの

3. 網膜剥離、網膜裂孔
4. 硝子体出血
5. 網膜、硝子体の炎症

これらの疾患が原因でおこる飛蚊症は早急な治療を必要とする場合があります。 放置すると失明に至る疾患もあります。上記のような飛蚊症の症状を感じた場合には直ちに眼科を受診し眼底検査を受けて原因を検索するようにしてください。
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