お医者さんの知恵袋
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■“かかりつけ医”のすすめ■

谷田部クリニック
TEL: 045-937-7115
院長 谷田部 博嗣
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たとえば、
“胸が苦しくて病院に行き、「検査では異常はないので大丈夫ですよ」と言われ帰宅したが、その後も症状が続いてつらかった”
というご経験はありませんか?その通りのことも多いのですが、器質的異常はなくても心理・社会的要因があり、その改善により症状が軽快したという例も多く見られます。

医学は高度に発展しましたが、必然的に臓器別に専門分化し、客観的・科学者的な医師を多く養成したものの、その代償として、心理・社会的側面への配慮に欠け、患者さんの満足感が得られないことも多くなってしまいました。そのため、世界的にプライマリ・ケア医養成の必要性が叫ばれ、近年多くの病院で総合診療部門が設置されるようになったのです。

総合診療医には、

  1. 患者さんの抱える問題を、特定の臓器に偏らず、精神・心理・社会的にも適切に扱い、予防医学にも配慮すること
  2. 最新のデータに基づき、能力の範囲内で診療にあたること
  3. 能力をこえる場合、適切なタイミングで当該分野の専門医などの支援を得ること
  4. 可能な限り継続的に診療し、その帰結を見届けること
が求められています。

大規模病院には大規模ゆえの限界があり、これらを十分に満たしづらいという現状があります。そのため、“全人的な” 診療を受けられる “かかりつけ医” をつくることをお勧めします。

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