お医者さんの知恵袋
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■プール熱■

森の子キッズクリニック
TEL: 045-929-5501
院長 山田 俊彦
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夏になりました。子供たちは保育園、幼稚園や学校でプールに入り始めます。この時期になると流行するのがプール熱です。では、プール熱とはいったいどんな病気なのかお話しましょう。

まず、正式名称ですが咽頭結膜炎といいます。症状はその名の通り、咽頭痛、結膜充血、発熱です。その他にも頭痛、吐き気、下痢、咳、鼻など一般的な感冒の症状も伴います。熱は4日から7日間ほど続きます。原因はアデノウイルスで、潜伏期間は約1週間です。特効薬はなく、症状を抑える対症療法が中心となります。症状にあわせたお薬を内服し、水分摂取をこまめに行い、体を冷やして休めましょう。のどが痛いときは味の濃いもの、熱いもの、ざらざらするものはやめましょう。のど飴、プリン、ゼリー、ジュース、おかゆ、うどん、スープなどがいいでしょう。学校伝染病に指定されているので、登校できるのは主な症状が消失して2日間過ぎてからとなっています。しかし、便中にはウイルスが約3週間いますので、トイレやオムツ変え後の手洗いはしばらく注意が必要です。

予防は、やはりうがいや手洗いです。また、症状のあるときは、友達同士や家族内でもタオルや食器の共有もやめた方がよいでしょう。プールで楽しく遊んだ後はしっかり、洗眼、うがい、全身シャワーを行いましょう。

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