お医者さんの知恵袋
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■不安について■

緑神経科
TEL: 045-933-3418
院長 池田 信之
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皆さんは不安を感じたことがありますか?不安は極めてありふれた現象です。不安があるから、危険を防止できるというプラスの面があります。一方、生活に支障をきたす病的な不安があり、これを中心とする病気を不安障害と言います。

病的不安は日常生活を送る上で一日中緊張していたり、落ち着けず心配に包まれます。また、体の症状として、急に汗が出たり、動悸がしたり、のどが渇いたり、吐気がしたり、嘔吐する時もあります。これらは自律神経系の症状です。病的不安があると、筋肉運動系の症状も出ます。肩こり、筋緊張性頭痛、背中の痛み、手足の震え、目の周りのけいれんです。さらに、精神的緊張感が生じてイライラする、集中できない、すぐに疲れてしまうという症状も出ます。これらの病的不安は、大勢の人の前に出る、高い所に上る、雷が鳴るなど、さまざまな状況で起こります。

最近は、人前で会話するのを恐れる不安障害があり、これを特に社会不安障害と言います。また、あれもこれもと生活のすべてが不安になるものもあり全般性不安障害と言います。病的不安は、放置しておくと外に出られないひきこもりになることも知られていて、著しい生活障害をまねいてしまいます。不安障害にはベンゾジアゼビン系薬剤やSSRIといった薬がよく効きます。不安で普通の生活ができないと判断したら専門医を受診してください。

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