お医者さんの知恵袋
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■下肢静脈瘤ってなに?■

長津田ファミリークリニック
TEL: 045-988-2201
院長 齋藤 典彦
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脚の表面の血管が青く浮き出たり、コブのように膨らんでいるのが下肢静脈瘤です。静脈の逆流防止弁がちゃんと働かなくなるために、心臓に向かう静脈血が逆流して下肢にとどまり表面の静脈が拡張したものです。主に脚の内股の部分が膨らむ大伏在静脈瘤とひざの裏側が膨らむ小伏在静脈瘤がその代表です。

40歳以上の女性では、約1割の方に静脈瘤が見られ、妊娠、出産を契機に悪化します。男性では、長時間の立仕事の方に多い傾向にあります。お母さんやお祖母さんもおなじ脚をしている場合も多く、遺伝の関与も指摘されています。

症状は、脚が「おもい、だるい」「つる、こむら返り」「むくむ」「いたい」から、「湿疹」「色素沈着」「皮膚潰瘍」などがあります。極まれに「肺梗塞による息切れ、突然死」の報告もあります。
超音波検査で診断がつくので痛い検査は必要ありません。静脈の太さと血液の逆流の具合がすぐにわかります。

治療法には、・弾性ストッキングによる圧迫療法 ・注射で血管を固めてしまう硬化療法 ・逆流している血管を根元でしばる高位結紮術 ・悪い血管を引き抜いてしまう静脈抜去術(ストリッピング手術)等があります。いずれの治療も、比較的簡単で日帰り治療ができます。

「私もそうかも」と思ったら、まず専門医を受診して、検査をしてみてください。
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