お医者さんの知恵袋
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■うつ病について■

田中医院
TEL: 045-934-1337
院長 田中 素子
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うつ病は誰でもかかる可能性がある(脳の)病気で、WHOによるとうつ病の患者さんは世界人口の3%で、一生のうちに一度はかかる人が17%いると言われています。

うつの時はストレスにより脳の機能障害を起こして、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働きが悪くなります。

主な症状は
  1. 感情の症状として抑うつ気分、抑制(億劫)、意欲低下、集中力・判断力低下、不安、自殺願望
  2. 身体症状として不眠、意欲低下、胃もたれ、頭痛、体がだるい、疲れ易い、朝がつらい
  3. 自律神経症状として動悸、息切れ、めまい、寝汗、便秘、下痢、生理不順、性欲低下などがあります。
治療は、車で言えばオーバーヒートの状態なので休養が一番大切です。心と体をゆっくり休めましょう。薬が効いてくるまでに1〜4週間かかります。最近の抑うつ剤は眠気や口渇の少ないSSRIというタイプのものが主流になってきています。
また、ご家族の理解と協力が欠かせません。
  1. 励ましは逆効果、患者さんの気持ちを理解して温かく見守る
  2. 外出や運動は無理に勧めずゆっくり休ませる
  3. 意見や判断を求めない、重要な決定は良くなってから
  4. 仕事がつらいなら休む、家事の負担を軽減する

必ず良くなるのであせらない、普通3〜6ヶ月で症状が改善しますが、再発防止のためその後も数ヶ月服用する必要があります。自殺の恐れがあるときは、迷わず入院させましょう。

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