お医者さんの知恵袋
image ■痴呆との付き合い方―2■

介護老人保健施設ライフプラザ新緑
TEL: 045-924-2200
施設長  金子 浩
 横浜新緑総合病院ホームページ

痴呆介護の実際
痴呆に対して実際にはどのように接していけば良いのでしょうか。

【記憶障害】食事をしたことを忘れて催促するときは「今作っているから待っててね」とか「後10分で出来ますよ」と言い、待っている間に本人が忘れることを逆に利用します。

【見当識障害】日時・場所・人などに対する認識が障害されます。本人が確認出来るように表示し、根気よく話をしてあげましょう。

【徘徊】名札を衣類につけたりして本人の名前と連絡先がわかる様にしておきます。緑区では発信器の貸し出しもしています。余裕があれば一緒に徘徊をしてみて、本人の行動を観察してみるのもいいでしょう。又、ご近所や交番などに協力を要請する事も大事です。

痴呆介護の達人
人によって症状や程度が違いますが、介護のポイントは

  1. 本人の人格を認め、
  2. 不安を和らげるように話をよく聞き、
  3. 言動を否定せず、
  4. 本人の世界にこちらから入り込み、
  5. 安全も考えて工夫する、
という事です。介護をしている時は「この状態がいつまで続くのだろうか」と感じるものですが、上手に気分転換をして下さい。完璧な介護を目指すのではなく、現状より少し良くなる工夫をしながら、テレビCMにある『頑張り過ぎない介護』を考えてみて下さい。周りの家族・親戚が介護者の苦労を共有することも大切な事です。痴呆になった家族を愛しいと感じる様になれば、その時あなたは痴呆介護の達人です!!
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