お医者さんの知恵袋
image ■骨粗鬆症(こつそしょうしょう)■

霧が丘整形外科皮膚科
TEL: 045-921-8989
院長  田中 修
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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)というのは一言で言えば骨のもろくなる病気です。(特に女性は閉経を迎える50歳代から急激に骨が弱くなることが知られています。)新しい病気というわけではありませんが、近頃、平均寿命が延びてお年寄りが多くなったため、にわかに注目されるようになってきました。この病気にかかると骨折を起こしやすくなります。転倒したときに手首の骨が折れたり、脚の付け根の骨が折れたり、重いものを持っただけで背骨の骨がつぶれたりします。また慢性的な腰痛に悩まされることもあります。  特に脚の付け根を骨折したとくなどは寝たきりになってしまうこともあり、痴呆が進行する原因にもなります。
 したがって、この病気は骨折を起こしてしまってからでなく、その予防(骨粗鬆症の予防)が非常に重要になります。最も大切なのは、骨量が最大となる若干期に、骨量をより多く蓄えておくことです。そのためには・・・

(1)カルシュウムを摂取する。
乳製品、小魚類、大豆製品、海藻類などをとる。野菜ではカルシウム含有量の多い小松菜がおすすめ。 若い女性のダイエットは要注意。 この病気は10~20歳代の食生活が大きく影響します。

(2)摂取したカルシュウムを吸収する
せっかく摂取しても腸から吸収されなければいけません。それには、ビタミンDを採る、日光にあたる、タバコをすわない、ストレスをためない。

(3)カルシュウムの排泄をおさえる
食塩、糖、カフェインなどを摂り過ぎない。

(4)定期的に運動する
歩行、ジョギング、体操などを軽く汗ばむ程度。1日60分、週に3日以上。

・・といったことに心がけましょう。

最近は骨量を増やすのに有効な薬も開発されてきていますが、薬をいくら飲んでもこれらの基本的なことが守れなければ効果はあがりません。
 是非とも、若いときから長期的に骨粗鬆症の予防に取り組み、より快適な高齢期を送っていただきたいものです。

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