お医者さんの知恵袋
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子宮がんとは?

横浜きりがおかマタニティクリニック 
TEL:045-465-4701
山田 春彦先生
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 一口に子宮癌と言っていますが、本当は原因も発生のメカニズムも全く違う二つのタイプがあります。

 一つは子宮の入り口(頸部)にできる子宮頸癌です。ヒトパピローマウイルス(疣ウイルスの一種)の感染がきっかけで発症するとされています。従って予防するには性行為感染症と同様にコンドームの使用(男女どちらか一方でも)とワクチン接種があります。正常な細胞にウイルスが感染して浸潤がんになるまでに5〜10年以上かかるとされ定期的に検診を受ければ早期発見が可能です。一般的に人間ドックや市町村の婦人科検診はこの検査だけのことが多いです。

 もう一つは子宮の中の体部にある内膜(剥離すると月経、妊娠すると受精卵が着床して卵膜や胎盤の一部になる)にできる子宮体癌(内膜癌)です。乳癌や卵巣癌と同じでホルモン依存性で肥満、高血圧、糖尿病、月経不順、末経産婦、エストロゲン製剤の長期投与者に多いと言われています。特に40〜50代で不正出血のある婦人は是非検診を受ける事をお勧めします。また、検診をお受けになる時は婦人科の先生に体癌検診を受けた方がいいかどうか、内診や経腟超音波で筋腫や卵巣のう腫があるかどうかをお聞きになった方がいいと思います。

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