お医者さんの知恵袋
image

眼鏡の度は適切ですか?

長津田眼科クリニック
TEL:045-988-0225
田中香純先生
 ホームページ

 近年、眼精疲労の訴えが多くなっています。その要因は多岐にわたりますが、近視の眼鏡の度が強いために眼精疲労になる場合がよくみられます。

 眼は近くの距離をみるために調節力を使ってピントをあわせています。近視の方は良い視力を得るために眼鏡をかけている場合が多いですが、その視力とは5mに設定された視力表で測定したものです。
その距離で見えるように処方された眼鏡を通して近くを見るためには強い調節力が必要になります。
パソコン、携帯電話などをみて調節力をたえず使っていると、今度は調節力を緩ませることができにくくなり、5mでの視力表が見えづらくなってきます。
そうすると近視がすすんだように感じ、さらに眼鏡の度を強くしてしまい、さらに調節力が必要になって疲労してしまうという悪循環にはまります。

もともと近視の眼というのは近くが見える眼なのです。つまり近くをみるのに調節力が必要ない眼なのです。
したがって、軽い近視の方は、パソコンなど近くをみるときには裸眼にし、眼鏡をいつもかけていないと不自由な方は眼鏡の度を少し弱くすることで、疲れは軽くなることが多いのです。

 今の時代は、近くの距離をみる時間が長くなっていますので、そのときの眼鏡の度は弱めが眼にはやさしいと思っていただきたいです。

LINE
お医者さんの知恵袋 目次に戻る