お医者さんの知恵袋
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がんの早期発見にこだわる

中山駅南口内科クリニック
TEL:045-929-5557
阿部 光将先生
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 中山駅南口内科クリニック院長の阿部です。今回はがんの早期発見についてお話します。

私自身は消化器内視鏡の専門医です。これまで日常的に胃カメラや大腸カメラの検査を行ってきて、多くの胃がんや大腸がんの患者さんを診てきました。

 胃がんや大腸がんの特徴として「自覚症状が乏しい」というのがあります。特に早期がんは完全に無症状です。がんの症状が出始めて「あれ?何かおかしいぞ。」という段階になってから胃カメラや大腸カメラを行っても進行した状態で見つかる方がほとんどです。進行がんの治療は外科手術や抗がん剤による点滴治療など体に大変な負担がかかります。

 一方、定期的に胃カメラや大腸カメラを行っている人は、がんが出てきてもだいたい早期に発見が出来ます。今は胃がんや大腸がんは早期に発見できれば内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という体に負担の少ない治療で根治できる時代です。

 早期がんと進行がんの違いを長年目の当りにしてきたからこそ私はがんの早期発見にこだわっています。自覚症状があてにならない以上、早期発見の為には定期的な検査を行っていくしかありません。出来る限り苦痛の少ない検査を提供し、胃カメラは年に1回、大腸カメラは2〜3年に1回を目安に検査をお勧めしています。

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