お医者さんの知恵袋
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運動不足にご用心

楠原医院
TEL:045-933-2561
沖 浩佳先生
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  運動不足になると、何が問題なのでしょうか。まずは、肥満です。基礎代謝が年齢とともに低下し、太りやすくなり、運動しなければますます太ります。筋肉を使わなければ筋肉が落ちてしまいます。筋肉が少なくなると、糖の燃焼や脂肪を消費しにくくなり、脂肪が蓄積され、肥満を助長してしまいます。

  肥満になるとさまざまな病気になりやすくなります。糖尿病、脂質異常症、高血圧などを発症すると、冠動脈疾患(心臓に血液をおくる血管がつまったり狭くなる病気)や脳梗塞(脳に血液をおくる血管がつまる)になりやすくなり、突然死の原因になることがあります。痛風を引き起こす高尿酸血症や、肝臓に脂肪がたまり(脂肪肝といいます)、のちに肝臓が機能しなくなる肝硬変になることもあります。夜間に気道が狭くなり、一時的に無呼吸を引き起こす睡眠時無呼吸症も肥満が原因のことが多い病気です。また、運動不足は腸の動 きを悪くして、便秘になりやすくなったり、全身の血流が低下して、肩こりや腰痛なども引き起こします。この場合、運動だけでなく腹筋や背筋をきたえたり、ストレッチも必要になるでしょう。このように、運動不足になると、さまざまな病気になりやすくなります。

  まずは、少し遠まわりをして歩いたり、なるべく階段を登るなどできることから始めてみてはいかがでしょうか。

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