お医者さんの知恵袋
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■胃がん診断治療■

横浜新緑総合病院
TEL: 045-984-2400
澤 雅之
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 胃癌は日本人・中国人・韓国人などの東洋人に多く、欧米人には少ない癌です。日本では男性に最も多い癌で女性では 乳癌に次いで二番目に多い癌です。胃癌は適切な治療をすれば治る可能性が高い早期胃癌と手術などの治療をしても 転移・再発する可能性がある進行胃癌に大きく分けられます。かつては死亡率第1位の癌でしたが健診や胃内視鏡検査 の普及に伴い早期に発見される事が多くなり死亡率が低下しています。無症状で発見された胃癌は早期であることが多く、 治療法も楽で治る確率が高くなります。

 早期胃癌の治療法としては大きさとか組織型で変わりますが、粘膜癌(最も浅い層) であれば内視鏡的粘膜切除(EMR)、それ以上であれば腹腔下胃切除術が行われ従来の定型的手術に比べ身体への 負担が軽く済み入院期間も短くなり、リンパ節転移も少ないことから術後再発予防の抗がん剤治療も不要となることが多く なります。一方、進行した段階で発見されれば定型的な外科手術が必要となって身体への負担が増し入院期間が長くなり、 場合によっては術後抗がん剤治療が必要となり経済的負担も増します。胃癌に限らず癌の多くは無症状で、症状が出て からではすでに進行している例がほとんどです。

 治る確率が高い早期で発見されるには積極的に健診や人間ドックで検査を受けることが必要です。

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