お医者さんの知恵袋
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■ドライアイ■

ほんだ眼科クリニック
TEL: 045-482-3200
院長 本田紀彦
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 「ドライアイ(乾き目)」という言葉は、皆さんどこかで耳にされたことがあると思います。以前は「目が少し乾くくらい我慢すれば・・・」と軽視されることも多かったのですが、近年の研究で、実は様々な症状を引き起こす重要な疾患であることがわかってきました。目が疲れて頭も重い、何となくうっとうしい、物がかすんで見づらい、という症状の原因がドライアイであることも多いのです。

 冬の乾燥は都市化に伴い年々ひどくなっていますし、パソコンや携帯を使うと瞬きが減って涙の蒸発は増えます。コンタクトレンズも近視矯正のレーザー手術も、ドライアイを悪化させます。現代社会はドライアイの温床なのです。

 しかし一方で、治療法の選択肢もここ数年で広がりました。目薬は涙を補う食塩水のようなものだけだったのが、より保湿力の高いものや涙の質を改善するものまで登場しました。目薬だけで不十分なら、涙点プラグという、涙の排水口をふさぐことで目を潤わせる治療も比較的気軽に受けることができます。

 同じドライアイでも、涙の量が少ない、涙の量はあっても質が悪い、まぶたに問題がある、全身の病気、など原因は様々ですので、それぞれに応じた治療を受ける必要があります。心当たりのある方は、一度眼科専門医にかかって相談されることをお勧めします。

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