お医者さんの知恵袋
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■溶連菌感染症■

森の子キッズクリニック
TEL: 045-929-5501
院長 山田 俊彦
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 原因菌はA群β・溶血性レンサ球菌で、人から人へ伝染し、家族内感染は30%前後と言われております。咽頭が保菌場所となり、潜伏期間は咽頭炎で2・3日、膿痂疹では7・10日です。症状は咽頭痛、熱、発疹、頸部リンパ節腫脹、頭痛、腹痛などが多く、苺舌や目の充血などが発症後数日すると認められることがあります。また、繰り返す咽頭炎や感冒様症状も検査をすると実は溶連菌感染症だったこともあります。検査は外来迅速キットにて10分前後で結果がわかります。治療はペニシリン系抗生剤を10日間内服します。ペニシリン系アレルギーがある場合はエリスロ系やアジスロマイシンなどが勧められます。症状は通常抗生剤内服開始後数日で改善します。保育園、幼稚園、学校は熱などの症状が改善し1日以上症状が改善しているのを確認してから行きましょう。

 早期受診、早期治療のため抗体産生が得られず反復感染を起こす方がいますが、通常は思春期には終息します。予後は一般的に良好ですが溶連菌感染症後腎炎の合併があるので抗生剤内服終了後2〜4週で尿検査をおこない血尿などがないか確認します。

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