お医者さんの知恵袋
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■関節リウマチ■

なかやま整形外科
TEL: 045-935-5222
院長 本田 英一郎
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関節リウマチという病気は古くから良く知られている病気ですが、原因は未だに解明されていません。癌と違い早急に生命の危険に晒されるわけではありませんが、生活の質が著しく低下しますし、仕事、家事にも影響がでますから、人生が一変してしまう恐ろしい病気です。しかし、この10年で診断、治療は劇的に変化しました。治らない病気から治る病気に変わったといっても良いくらいの変化です。専門医の診察、CT、MRIなどによる画像診断、血液検査(抗CCP抗体、lgM-RF、MMP-3など)により、早期診断が可能となりました。一方で治療に関しても、軽い、副作用の少ない薬から開始されていた治療が、逆に副作用が強くても効果的な薬を早期に始める形に変わりました。これは発症後1、2年で関節の変化が急激に進む方も少なくはなく、“慢性関節リウマチ”から“関節リウマチ”に病名が変更されたように、ゆっくり治療してはいけない病気だと認識されるようになったのです。

また、指の第1関節(指先に近い関節、DIP関節)の腫れ、痛み、変形を関節リウマチではないかと心配して来院される方が多く見られますが、これは“ヘバーデン結節”という病気ですので、全身の関節に病変が及ぶことはありません。残念ながらこちらも完治させることは難しい病気ではありますが、関節リウマチとは全く違う病気ですので、痛みに応じた治療を行います。

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