お医者さんの知恵袋
三瓶眼科 三瓶重人 ■眼の痛み■

三瓶眼科 TEL:045-984-2980
三瓶重人
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 眼はとても小さい器官ですが、そこに痛みがあると体の他の部位の痛みと比べて非常に気になり、つらいことが多いのではないでしょうか。眼が痛む場合、その原因は様々で実は簡単に述べることは難しいのですが、ここでは一般的に多くみられるものについて挙げてみたいと思います。
 まず、まぶたが赤く腫れて一部に硬いところがあり、そこを押して痛みがある場合は麦粒腫(俗に言う「ものもらい」)や急性霰粒腫によるものが考えられます。またゴロゴロとした異物感を伴う痛みは、ゴミが入ったり逆さまつ毛などで角膜の表面に傷がついたときなどに生じます。他にまぶたの裏側に小さな砂粒のような結石(結膜下結石)ができたり、コンタクトレンズで角膜を傷つけてしまった時にも同様の症状がみられます。
 その他、眼に痛みを感じる原因になる病気として、角膜びらん、角膜潰瘍、角膜ヘルペス、虹彩炎なども挙げられます。「虹彩」は鏡で目をみたときの「茶目」の部分で、虹彩炎の場合、白目がうすく充血する、見え方がかすむ、鈍い痛みを感じる、などの症状がみられます。また比較的名称がよく知られている緑内障では、急性発作がおこり眼圧が著しく上昇した場合に頭痛や吐き気を伴った強い目の痛みがあります。他に眼球をいろいろな方向に動かして痛みを感じるときは眼球のまわりの筋肉やその周辺組織の病気のこともありますし、風邪をひいたときや鼻の蓄膿症などでも眼が痛むことがあります。
 これらの他に、コンピューター画面を長時間見続けたり、適切なメガネを使っていないことからくる眼精疲労による鈍痛もよくみられます。
 季節的なところでは、スキーやスノーボードなどで雪面からの強い紫外線反射をうけて角膜表面が傷害される通称「雪目」にも注意が必要です。(ちなみに電気溶接作業による角膜障害も雪目と同様のものです。)
 このように眼に痛みがある時は多種多様の原因があり、(ここに挙げたものもその一部分にすぎません)重い疾患も考えられますので、早期の眼科受診をおすすめします。
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